レニングラード国立バレエ「くるみ割り人形」
2009-12-29


2009年12月23日 東京国際フォーラム ホールA 午前11時開演 1階17列17番

この場所、このバレエ団のくるみ割りは3度目だ。一年おきに行っている。2年前に見たときは、その前に見たときと同じだという記憶がなかったが、今回は、クリスマスツリーや衣装に見おぼえがあった。

バレエに「後見」があるわけでもないだろうが、最初の方でドロッセルマイアーがジャンプするところでマントを持っている人が手を貸して少し長く飛ばせたり、王女様のリフトの時に、持ち上げる人とは別に王女様の手をとっている人がいて、身体を前に乗り出すのを助けたり、後見のような役割が振付の中に含まれているのだと、今回初めて気付いた。

正味一時間四十分くらいで、特に二幕目は名曲に次ぐ名曲なので、クリスマス気分に浸るために気楽に見るのにはとても良い作品だ。劇場の外は雪が降りしきっている、なんていう状況で観たらどんなに幸せだろうと想像した。

終わったのが一時で、東京駅でランチをしたら、隣りのテーブルには青森から着いたばかりという人がいて、東京は春のようだと言っていた。

[舞台]

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